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食物アレルギーの子ども 保育園・保育所での対応の仕方

食物アレルギー児保育所の対応
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うちの息子は離乳食開始時3つの食物でアレルギー症状がありました。

小麦・大豆・卵です。

通ってる保育所は公立で約80名ほどの子どもたちが在籍していますが、1歳の入所時アレルギーっ子は息子を入れて5人しかいませんでした。

それもみんな卵だけとか乳だけとか1つなんですね。

アレルギー症状が出るものが1つだけだと多くはそれさえ取り除けばすぐに対応できます。

ですが、息子のように複数のアレルギーを持っていて、しかもそれぞれが強いと、調味料も満足に使えず除去だけでは給食が作れないのです。

2歳を過ぎた今はアレルギーで除去してるのは大豆だけで、だいぶ楽になりましたが、最初は定期的に検査に行ったり話し合いを重ねたり大変でした。

この記事では
これから保育所・保育園・幼稚園を希望している親御さんの参考になればと、

うちが通ってる保育所の場合になりますが、どういった対応をしているのかを説明したいと思います。

こんな人にオススメ

  • 子どもが食物アレルギー持ちで、保育所・保育園・幼稚園に通う予定の人。
  • アレルギー児への給食対応が気にかかる人

できれば施設見学時や入園申し込み時点で相談しよう

予め子どもが食物アレルギーだと分かっている場合は、施設の見学時や入園申し込みの時点で相談しておくと安心です。

というのも、実はわたし…

保育園見学や入所申し込みの時点では食物アレルギーのことをそこまで深く考えていなかったんですね。

既に通っている娘はアレルギーは今のところないし、息子は同じ園しか希望出してなくて。 

というか申し込みは妊娠中にしたのでそもそもアレルギーかどうかなんてわかりませんでした。

(面談で聞かれはしましたが、具体的な対応方法についてまではこちらも聞かなかったし特に詳しく教えてもらえませんでした。)

うちの通う保育所は入所が決まったあと、入所予定の1か月頃前に面談(個人説明会)があるんですが、

保育所から「それだけアレルギーがあるのなら事前に血液検査をして結果を教えてください」って言われたんですよ。

血液検査をすると結果が出るのに1週間はかかるんですね。

で、場合によってはうちみたいに保育所の先生や調理室の人、市の栄養士さんと日程を合わせて話し合いをしないといけなかったりと、これが結構大変です。

また、先生方も長く勤めてらっしゃるのである程度は食物アレルギーの子と接したことはあるとは思いますが、それほど知識があるわけではありません。

(これ、医師から聞いたり調べたことを共有したときにすごく実感しました。)

もこ
もこ
ココだけの話、家でこれくらいまでなら大丈夫とお医者様にも言われているのに、

市のマニュアル通りにしないといけないからと園では全く食べさせられないことが、わたしには結構ストレスでした。

理屈は分かるししょうがないんですけどね(´;ω;`) 

そんなこんなである程度心づもりをする上でも事前に相談したり、対応法を聞いておくと良いと思います(´・ω・`)

保育所での食物アレルギー対応(うちの園の場合)

うちの子どもたちが通う園の場合にはなるのですが、食物アレルギーの子に対して保育所(保育園)でどのように対応されるのかをまとめました。

市によってガイドラインが決まっている

うちは公立保育所なので市の指導に基づいて運営されています。

保育所の給食についての流れは下記の通りでした。

  1. 医師との相談により方向性を決定
  2. 園に医師に書いてもらった書類を提出
  3. 園と市の栄養士を交えて面談

①医師との相談により方向性を決定

血液検査の結果だけを見るのではなく、どれくらい食べると症状が出るのかを医師と保護者の双方で確認をして、どのように進めていくかを決定します。

たとえばうちの場合…

小麦・大豆がまず保育園では完全除去となりましたが、小麦に関しては調味料レベルなら家ではOK。大豆も様子を見ながら少量ずつなら家で食べさせてもOKとなりました。

園で完全除去としたのは万が一普段家で出るよりも重篤な症状が出た場合などにトラブルになるのを防ぐため、というのが主な理由です。

また、息子が通う園では少しでも症状が出ると保護者に電話→呼び出し→病院へとのことで非常に面倒なのです。

※面倒というと子どものことを思ってない!と思われるかもしれませんが、

園(市)の決まりで、少し赤みが出たくらいでも呼び出しされ病院へ行くようにとのこと。

そこで実際病院へ行ってもそのまま帰されるかアレルギーを抑える薬を出されて終わりなので意味がないのです。(医師にもそういう場合どうなるか確認済み)

②園に医師に書いてもらった書類を提出

市のフォーマットで給食の除去に関する書類があるのでそれを医師に書いてもらい、提出します。(市とも共有されます)
※園の給食メニューの管理をしているのが市の栄養士です。

③園と市の栄養士を交えて面談

園長と主任、担任、給食先生(調理員)、市の栄養士とわたしとで面談をしました。
書類を元に食べたらどうなるかや家庭ではどうかといった状況と医師と話した内容、園ではどう対処していくかなど細かく話し合います。

年度替わりの進級前のタイミングや何か変化があったときにその都度面談が設けられます。

アレルゲンを含むメニューは変更またはお弁当で対処

給食のアレルギーチェック給食のアレルギーチェック

毎月の給食メニューが出される前に、アレルギー児には給食室で使われるメニューの細かい食材表一覧が配られ、該当する食材にチェックを入れていきます。

そのチェックを見て食材が変更されたり、場合によっては特別メニューに変わったり、お弁当持参となります。

うちの園ではアレルギー児が少なく(約80名中5人)みんな卵のみとか乳のみなのに対し、

うちの息子は小麦・大豆・卵とメインとなりうる物がアウトだったので、離乳食~完了食期は息子専用に栄養士さんが特別メニューを考えてくれていました。

もこ
もこ
めっちゃありがたいけど申し訳ないです;

また、食材やメニューの都合などでどうしても難しいときは、

ごはんのみ・主菜のみなどお弁当を持参するように書かれた息子用に改変された特別献立表をもらっています。

だいたい2週間で3回くらいはお弁当の日があります。

おやつもみんなと同じものは食べられないものが多いので別で用意されています。といってもマンナボーロか赤ちゃんせんべい、ゼリーくらいなのですが(´・ω・`)

給食先生もいろいろ気にしてくれていて、米粉でできたタルトとか探してくれ、先日は家で少し練習して大丈夫だったら給食に取り入れましょうと、持たせてくれました。

もこ
もこ
ありがたい(´;ω;`)

園でアレルギーが出た場合の対応

薬の預かり

アレルギーが園で出ないようにすることが最重要事項なのですが、うちの園では万が一アレルギー症状が出た時のために薬を預かってくれています。(お薬預かり書を毎月提出)

アレルギー症状を抑える薬には塗り薬や飲み薬、エピペンなどがありますが、園によって対応が違います。

アレルギー症状が出る恐れのあるお子さんがいる方は保育園見学の時などにこの辺りも詳しく聞いておくといいかもしれません。

うちの場合は通院している小児科から、じんましんが出た時用にセルテクトという粉薬を処方されているので、それを毎月の初めにお薬預かり書と共に提出して保管をお願いしています。

園でアレルギー症状が出たら…

うちの市の場合ですが、

食後30分以内に全身チェック。

ここでアレルギー症状が見られれば保護者に連絡し薬を飲ませるか確認。
即保護者お迎えで病院へ行くことが義務付けられています。

万が一、全身が真っ赤だったり痙攣(けいれん)や呼吸困難など症状がひどい場合は、即刻、薬投与&救急車要請→保護者への連絡となります。

結構大事(おおごと)ですよね。
でもそれくらい食物アレルギーってまだまだ未知だし症状も重いと死に至るくらい怖いのです。

まとめ:自治体(市)や保育所・保育園・幼稚園によって対応は異なるのでアレルギー持ちの子どもは事前相談必須。

通っている、または通う予定のある園によってアレルギーへの対応は様々です。

うちの場合は
事前に保育所の先生方や市の栄養士さんたちと大勢で話し合い。

給食時、少しでも症状が出れば電話確認→呼び出し、またひどい場合には救急車を呼ばれ即呼び出し!とわたしが思っている以上に厳しい対応でした。

アレルギーに関しては、人により症状も様々。

血液検査をして数値があっても症状には比例しなかったり(下記の記事で詳しく書いています)医学的にもまだよくわからない部分が多かったり、最悪の場合死に至ることもあるということで決して軽く見てはいけません。

これからお子さんを保育園や幼稚園に通わせる予定のある方は、施設見学時や入所・入園の申し込み時点である程度聞いておくと安心かもしれませんね。

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